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CALL OF DUTY4
MODERN WARFARE
メーカー:Activision
国内販売元:アクティビジョン
(現在はスクウェア・エニックス)
発売日:2007年12月27日
ハード:XBOX360
ジャンル:FPS
入手難易度:★☆☆☆☆
価格目安:1500円
グラフィック:★★★★☆
サウンド:★★★★☆
操作性:★★★★★
システム:★★★☆☆
ストーリー:★★★★☆
難易度:★★★★☆
ボリューム:★★★☆☆
総合評価:A
次世代FPSを象徴する傑作
初めて本作のゲーム映像を見た時の衝撃は凄かった。
「これが次世代機のパワーだぜ!」という言葉を映像で見せつけられてしまった。無数に降り注ぐ雨、手に取ったら感触が伝わる気がする質感、自分が映画の主人公になったかのような演出。
N64のゴールデンアイでFPSを初めて10年、FPSはここまで進化したのかと、僕はただ驚くしかなかった。それだけこの「CALL OF DUTY4」という作品はとても新鮮で派手で刺激的な作品だったのだ。
開発は2を開発した「Infinity Ward」、オフラインのストーリーは第二次世界大戦から打って変わって現代戦へ。プレイヤーはイギリス陸軍特殊部隊SASやアメリカ海兵隊の隊員となりテロリストの巨大な陰謀と戦っていく。
特殊部隊らしい仲間と連携した作戦や、ギリースーツを使ったドッキドキの隠密作戦、空爆機を使った上空支援など、一つ一つのミッションは最後まで緊張の糸が解けないバライティに富んだ戦いが楽しめる。他にも映画さながらのストーリーやプライス大尉率いる隊員達も魅力的でそちらも目が離せない。
中毒性を持った凄まじいオンライン対戦
もう一つの魅力は充実したオンラインモードだ。最大18人で戦える「チームデスマッチ」はもちろんの事、陣を取り合う「ドミネーション」、緊張感満点の「サーチ&デストロイ」など数多くのルールが楽しめる。
そしてこの楽しさをさら引き出すのが装備のカスタマイズだ。
アサルトライフル、サブマシンガンなど数多くの武器を自由に装備出来、それぞれ武器にサイレンサーなどのアタッチメントを装着できる。
そしてこのカスタマイズで最も面白いのが「パーク」の設定だ。
「パーク」とは特殊能力(装備)のようなもので、リロード時間を短くしたり、走れる距離が伸びたり、C4やRPG-7などの特殊な武器が装備できるなど、一つのカスタマイズにつき、カテゴリの違う3つのパークを付与する事が出来、これを装着して自分の弱点を補い得意な所は伸ばして戦っていく事が出来る。
だけどプレイし初めはどこから攻撃されたかもわからずにボコボコにやられまくる事だろう。倒された時に敵側の視点でどう倒されたかを見る事ができる「キルカメラ」が倒された後に表示されるのだが、「なんで見つけられるんだよ!!」って所から撃たれている事に驚愕する事だろう。
でも大丈夫、戦っていく事でポイントが溜まってレベルアップしていき、武器やパークが解除されていくので飽きずにプレイしていく事が出来るし、その頃には貴方も米粒ほどの自然に目視し、敵を狙い撃つ事が出来る事だろう。
又シリーズの中でもオンライン対戦のゲームバランスの良さはピカイチ(凶悪なフラグ×3はどうかと思うがw)で最新作続々登場している今でも、そしてストーリーを確認する上でも、本作は一度はやってみる価値のある作品のはずだ。
評価はA
ちなみにベテラン(最高難易度)攻略もなかなかの中毒性を持っているぞ。