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コンデムド サイコクライム

メーカー:MONOLITH

国内販売元:セガ

発売日:2006年8月31日

ハード:XBOX360

ジャンル:FPS

入手難易度:★★★★☆

価格目安:5000円

発売日:2011年12月23日

グラフィック:★★★☆☆

サウンド:★★★★☆

操作性:★★★★☆

システム:★★★★☆

ストーリー:★★★☆☆

難易度:★★★☆☆

ボリューム:★★★☆☆

総合評価:B

暗闇のチャンバラFPS

主人公のFBI捜査官「イーサン・トーマス」は猟奇事件の捜査中、犯人に自分の銃で同僚二人を殺され濡れ衣を着せられる。トーマスは自身の濡れ衣を晴らすため真犯人を追う事になる。
狂気と悪夢、そして暗闇に包まれたオフラインのみのホラーFPSだ。
自分もそのプレミアのついてしまった値段とその戦闘システムに惹かれて自分も購入してしまった。
とにかくこのゲームの一番注目してもらいたいのはやはり鈍器をメインにした戦闘だろう。配管、ロッカーの扉、角材、消化斧など身近にある「棒状」「板状」のモノが武器となる。一部ドアを破壊したりなど特殊な能力をもった武器やリーチや攻撃の早さなど長所短所が存在しゲームを進めていくには様々な武器を使っていく事になる。
一応銃も存在するのだが弾はほとんどなく、補充もできない完全な使い捨て武器だ。
ロッカーを壊し、配管を引き抜き、それを武器に襲いかかる薬物中毒者やギャング、化け物と鈍器同士の殴り合いを繰り広げる。
そしてこれがなかなか上手にできている。プレイヤーは攻撃とガード、そしてキックとスタンガンを駆使してこれに対抗していく事になるのだが、敵の知能は高く待ち伏せに始まり、攻撃のフェイント、ガード、振り向き様の攻撃など様々な攻め方でプレイヤーに襲いかかる。これが1人なら良いが連戦となると結構ツラい。
FPSとしても面白いがホラーゲームとしても面白く、全体的に薄暗い所でどこから襲ってくるか分からない恐怖やフラッシュバックの演出はなかなかのものだ。又音の演出も素晴らしく敵の息づかいや自分の足音など緊張させる要素が満載だ。是非ヘッドホンでのプレイを推奨したい。そして驚かせる演出も多くホラーゲーム好きにはたまらないだろう。
ちなみにスタンガンはバランスを崩すかなりの強さを持っているのは正直残念だ。使わないプレイをすれば緊張感あるプレイを楽しむ事が出来るぞ

だんだんよくわからなくなるストーリー。

しかしこのコンデムド。面白いには面白いのだが結構欠点が目につく。 動きは遅く暗い場所を彷徨う事になるので3D酔いに自分はなってしまった、しかしこれは個人差があるし、そこまで悪い所ではない。
一番はストーリーがよくわからないという事、オフライン専用なのでストーリーは重要なのだが内容がサッパリ理解できない。説明があるにはあるのだが分からない事が多すぎて常に頭の上に「?」が出てしまっている状態でそのままラスボスに突入する、ラスボス自体一体何者なのかもわからず、結末もよくわからないままゲームが終わってしまった。これでもっと分かりやすいストーリーなら頭のもやもやも消えて純粋に怖がれた気がする。
正直に感想を言ってしまえばプレミア価格がつくほど面白いと言う訳でもなく、凄い怖いと言える作品でもない普通に面白いホラー作品だった。
評価はB
あとこれは悪いと言う事ではないが、このゲーム美人美男は一切登場しない。主人公も唯一の協力者である女性も出てくるのは30を過ぎたであろう中年連中だ、どうしてこうなったのかわからないがこのインパクトは凄まじい。しかも顔が皆ゴツい。これには笑ってしまった。
それと実績を取っていく事でメイキング映像を見る事ができるのだが、モーションキャプチャーの映像に登場するおっさんの気合と迫力に圧倒されました。

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