発売元：Andrew Russell

開発元：Andrew Russell

ハード：XBOX360

ジャンル：2Dアクション

入手難易度：ダウンロード配信中

価格目安：80マイクロソフトポイント

　

グラフィック：★★★★★

サウンド：★★★★★

操作性：★★★☆☆

システム：★★☆☆☆

ストーリー：☆☆☆☆☆

難易度：★★☆☆☆

ボリューム：★☆☆☆☆

総合評価：B

当サイト初のインディーズゲームレビュー

魑魅魍魎跳梁跋扈。いろんな人々がいろんな発想でいろんな作品を発表する場。それがXBOXインディーズゲームだ。普通にライブアーケードで売れるんじゃないか？という作品から「なんだこりゃ！？」と言いたくなるおかしな作品まで、様々な作品が大量に公開されている。
今回はそんな数ある作品の中から次世代機のグラフィックを上手に使った2Dアクション「dark」をレビューして行こう。

光と闇のお散歩

プレイヤーは縦に細長い菱形に目玉をつけたキャラクターを操り、ステージを進めていく2Dアクションだ。特に敵もいなければゲームオーバーも存在せず、主にパズル要素を攻略して行く。特に一番目を惹くのは光と闇を上手に、そして綺麗に表現したそのグラフィックだろう。
暗闇の世界にポツポツと灯された鮮やかな光、それをかき消していく闇、影。それだけ、ただそれだけなのに、他に何もいらないと言えるほど美しいのだ。そしてそれに同調するかのような、ピアノをメインに据えた寂しげなBGMも雰囲気を更に引き立てており、とても秀逸である。
又主人公である菱形のキャラクターや所々で出てくる特に何かする訳でもない三角のキャラクターには妙な(?)可愛さがあり、暗い雰囲気のゲームにちょっとしたユルさを醸し出してくれている。このキャラクター達がいなかったら、いつ化け物が襲って来てもおかしくない雰囲気の作品になっていただろうなぁ・・・。
ゲーム自体は値段が値段なので、しかたないのかもしれないが20分程度で終わってしまう。だが、この独特の雰囲気を持った本作はたま〜にやりたくなる、クセになる作品である。
評価はB
体験版だけでも十分雰囲気を楽しめるので、是非一度プレイしてみてはいかがだろうか。

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