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アイドルマスター

メーカー:ナムコ

発売日:2007年1月25日

ハード:XBOX360

ジャンル:育成シミュレーション

入手難易度:★☆☆☆☆

価格目安:1000円

記述日:2011年10月21日

ゲームオンデマンドにて配信中

グラフィック:★★★★☆

サウンド:★★★★★

操作性:★★★★☆

システム:★★★☆☆

ストーリー:★★★☆☆

難易度:★★★☆☆

ボリューム:★★★★☆

総合評価:A

最初は「ねーよw」と思っていた

アイドルマスター、略してアイマス。
プレイヤーはアイドル事務所のプロデューサーとなり10人の女の子達の中から1人から3人までのユニットを組みその女の子達と共に1年間でトップアイドルを目指し育てていく同名のアーケードゲームを移植しアレンジを施した育成シミュレーションゲームだ。 そして発売当初あまり華のなかったXbox360を盛り上げた看板タイトルの一つでもある。
そして大量のダウンロードコンテンツでプレイヤーの人生を狂わせてるニクいゲームだ(これについてはもう何も言わない)。
しかし発売した当時の自分はこのゲームの魅力には全く気づかなかった。
というか「ただのギャルゲーだろう・・・。」で済ませていた。
しかしこんな自分の認識とは裏腹に世間ではアイマスの熱がだんだんヒートアップしていく。ニコニコ動画ではさまざまなアイマス動画が人気動画の軒を連ね、Xbox360といえばアイマス!になるぐらいハードを代表する作品になったにも関わらず自分の認識は変わらなかった。しかし流行っているゲームはやってみるものだ。それで何度も何度も「もっと早くやっとけばよかった!」という後悔を自分は何度も繰り返しているのだ。
今回だってもしかしたらそうなるかもしれない!そうなるかも!そうだ!なるかも!!!
そうと決まればレッツプレイ!!!!

・・・えーっと?誰かを育てるのね。決めるのね。うん。・・・この娘でいいや。

え?ユニット名?・・・1人なのになんで?うん・・・いいや、テキトーで。

ん?オーディション???なにコレ?どうやるの??え??ちょ意味が・・・えっ?


んっ?


んんんんっ??????



・・・やめた。全く分からん。
自分はこの負のループを半年後もう一度また繰り返す。
説明書を読んでも一回や二回のプレイではよくわからないゲームシステムがアイマスと俺の心とを離してしまった結果であった。

時は流れ運命の出会い?

時は流れに流れ360版アイドルマスター2発売した後日。それまでアイマスをやった事なかった友人がハマったらしく、自分にアイマス2を貸してくれる事になった。
見せられたアイマス2には感動した素晴らしいグラフィックだ。これはやるしかないっ!・・・しかし1をやらずに2をやるのはどうしても俺の中では納得がいかない。ここは一つ1をやってみるか・・・。
だけど踏ん切りがつかない。1をプレイする決定的な「なにか」がない・・・どうしたものか。
しかしこんな俺に決定的な1日がやってきた。ある日の友人との集まりで知り合った年上のDJさんに自分は今Xbox360を遊んでいると言った次の瞬間。
「なに?!箱を持っているのか!!ならアイマスやれよ!!!真だ!!菊地真をプロデュースしろ!!!真しかいない!!!真はかわいいぞ!!!まこ(ry ともの凄い勢いで「菊地真」をプッシュされた。しかしこれは願ってもいない機会だよ。どの女の子がいいのかもわからなかった優柔不断な自分にバシッ!と一喝与えるように「菊地真」をプロデュースしろ指示してもらえたのだ。
これはもうやるしかない。
もうプレイに迷う事はない。どんな困難があっても「菊地真」を最後までプロデュースする事に決めた。

外見とは裏腹に堅実な作り

まぁそんなわけで自分とアイマスの長ったらしい出会いのお話だったけど。 とりあえずささっとどんな感じのゲームかレビューしていきましょうか。
育成はシンプルでミニゲームからなる技術を磨く『レッスン』と女の子達と親睦を深めるためにコミュニケーションする『営業』そして他のプレイヤーとファンを獲得するために競う『オーディション』の3つで構成されている。
そしてオーディションに合格すれば自分が決めた歌と衣装で女の子が歌って踊ってくれる。 しかしこのゲームはなかなかシビアに作られていてそうそう簡単に女の子達とうまくコミュニケーションもできないし(全ての会話の選択肢は数秒で決めなくてはならない、コレが焦る!)。レッスンの操作も馴れるまで時間がかかったりとかなり根気が必要になる。しかしそのような女の子と苦難を乗り越えて他のプレイヤーとの勝ち抜きオーディションで合格した時の嬉しさは胸に込み上げてくるものがある。そのためなのか難易度は軟派な外見とは裏腹に効率よくやっていかないと上手く行かない硬派な作りになっている。
又この難易度で一周目ではうまくプロデュースできなくても2周目3周目とやり込むごとにプレイヤー自身の実力と経験も上がっていく気になるのもいい所だ。
又周回を重ねて腕(レベル)が上がっていけば最初は1人だけしかプロデュースできなかったのが二人ペア、三人トリオとプロデュースとできていけるし、オーディション終了後のテレビ出演では歌のパートを振り分けたり、カメラワークを変えたりすることもできるようになる。地味にこれが凄い楽しい。 だけどオーディションのルールがなかなかわかりにくかったり、説明されずわかりにくい所も多くシステム面は荒削りな作りも見え隠れするし、元々育成シミュレーショんなので多少の作業感は否めないが中毒性があり上手に作られたゲームに仕上がっていている。

そして。そして。

まぁこんなレビューになったからには「菊地真」を選んだ三回目のNEW GAMEはトップアイドルにはなれなかったが無事終了したのであった。しかし自分はその後すぐにアイマス2をやらず、またもう二周、トップランクのアイドルを目指してプレイをし結局自分はまんまとアイドルマスターという作品にハマってしまった訳だ。
評価はこんなドップリハマった後で難しいが、ゲームとしてはギリギリAという具合にかな。

しかしまぁ真はホントに可愛かった。こんな事なら最初から真を選んでおけば絶対に途中で折れずに行けただろうなぁ。なんで1回目と2回目は挫折したんだろう?

・・・律っちゃんだったからかな?

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