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アフターバーナー クライマックス
メーカー:セガ
稼動日:2006年
ハード:アーケードゲーム
ジャンル:3Dシューティング
発見難易度:★★☆☆☆(2012年現在)
価格目安:100円
記述日:2012年04月26日
グラフィック:★★★★☆
サウンド:★★★☆☆
操作性:★★★★☆
システム:★★★★☆
ストーリー:☆☆☆☆☆
難易度:★★★☆☆
ボリューム:★★★☆☆
総合評価:AA
自分初の体感筐体
僕が初めて体感筐体を体験したのは記憶の限りではこの「アフターバーナークライマックス」が初めて乗った筐体だ。理由無く自転車で地元を走り回り不意に入ったゲームセンターに偶然置いてあったのを初めてプレイしたのが事の始まると言える。
僕は見つけた時、興奮した。なにせこの時点で既に僕はXBOX360とPS3で配信されていた家庭用移植された本作をプレイしていたからだ。
あの圧倒的なスピード感、ギリギリ目が追いついて行けるかのようなあの感覚、まるでエースパイロットになったかのような気持ち良さ。
「面白い、絶対面白い。知ってるぞ。これは面白い!」
気づいた時には僕は筐体に搭乗し、シートベルトを締め百円玉を投入していた。
機体はスーパートムキャット、BGMはもちろん「アフターバーナーⅡ」だ。FIRE!
さぁゲームが始まる。僕は普通にアフターバーナーが出来ればそれで良かった。
しかし筐体でプレイしたのは、僕の知っている「アフターバーナー クライマックス」とは全く別の違うものだったのだ。
今まで体験した事の無いゲームの形
体が浮く、自分の操作と同期して座席が動く。僕は今までゲームセンターでは体験した事も無いような世界に一瞬で放り込まれてしまった。
体が左右に振られる感覚はまさに戦闘機に乗っているような感覚、アフターバーナーをした時の感覚もレバーを前に倒せば自然にGの体感が自分の中から込み上げてくる。
僕は本作に逸早く気づかなかった事を後悔しながらも、家では絶対に体験できない凄まじく、素晴らしい一時に感動し、身を委ねた。
気づけば500円を投入してゲームはエンディングを迎えている。
僕は放心状態でその場を去った。
これが契機だったのだろう、僕はあの時の感動をもう一度取り返すかの如く次々と体感筐体に乗り込んでいる。
評価はAA