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クライシスゾーン

メーカー:ナムコ

稼動日:1999年?

ハード:アーケードゲーム

ジャンル:ガンシューティング

発見難易度:★★★★☆(2011年現在)

価格目安:100円

記述日:2011年09月09日

グラフィック:★★★★★

サウンド:★★★★☆

操作性:★★★★☆

システム:★★★★☆

ストーリー:★★☆☆☆

難易度:★★★★☆

ボリューム:★★★☆☆

総合評価:A

究極の破壊を求めたタイムクライシス外伝

タイムクライシスシリーズの三作目(3ではない)にして最も爽快感が重視された作品。ちなみにナンバリング作品ではないので番外編のような扱い。
主人公は対テロリスト部隊の隊長となりテロリストに占拠された「ショッピングモール」「広場」「研究施設」の三つで構成された複合施設(ガーランド・スクエア)で戦っていく。 システムは今までのシリーズと同じくフットペダルを使った「撃って隠れる」のアクションで行われるが、 今までのタイムクライシスシリーズと大きく違うのは主人公のメインである武器がハンドガンではなくマシンガンになっている所だ。
なのでコントローラーも両手で持つことが前提の重く大きなサブマシンガン型のコントローラーになっている。 武器がマシンガンになったことで装弾数はなんと40発!しかもトリガーを引いているだけでフルオートで撃ちまくってくれる。
なので常にプレイ中はトリガー引きっぱなし、弾丸の嵐を敵にお見舞いしてやる事ができるのだ。
しかしそんなに撃ったら周りの物だって壊れるに決まってる。そう、このゲームやたらと派手に物が壊れる。
ガラスが粉みじんになるのは当たり前、柱は弾丸でえぐれ、お店に陳列されている商品をことごとくめちゃくちゃに粉砕することができてしまう。 綺麗だった店や景色が正義のマシンガンによって跡形もなくなっていくカタルシスは他のゲームではまず味わうことはできない。
正直テロリスト達より主人公の方がタチ悪いんじゃないかと思えてしまう。

ジワジワやってくる最強の敵

だけどこんな便利で強い武器を持ってるからか難易度がこのゲーム結構高い。 ザコキャラにHPがついたことで10発は撃ち込まなければならず、 シリーズおなじみの絶対に当ててくる赤服の兵士の出現が多く、 又ボスキャラの命中率もかなり高いので上手く避けていかないとすぐにゲームオーバーになってしまう。
しかもボスのヒットポイントは他のゲームに比べると非常に高く、長期戦は免れない。しかしそれ以上につらいものがある。 コントローラーを持っている両手両腕だ。 撃つたびにガタガタ振動する仕様になっているのだが、銃そのものが重いのも相まってだんだんとコントローラーを持っている両手が、支えている両腕が辛くなってくる。
それをビュンビュンと動き回る敵に向かって照準を合わせていくのだから疲れるってもんじゃない。
そう、一番の強敵はボスキャラなんかよりこの重く大きなコントローラーだったのだ。

なぜかなぜか

結局自分はまだ中学生だった事もあり財力的にたくさんお金を使うことも出来ずこのゲームを最後までプレイした事がない。
今はこのゲーム筐体を見つけるのも困難になりこれを今遊ぶことは難しいだろう。
家庭用の移植は海外のみの発売でなぜか日本では発売されておらず残念ながらプレイするにはがんばって筐体探すしかないというのが今の現状だ。
もう一度このゲームを見つけることが出来たなら是非クリアしておきたい。
評価はA

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