メーカー：エレクトロニックアーツ

発売日：2004年2月11日

ハード：GAMEBOY ADVANCE

ジャンル：アクション

入手難易度：★★☆☆☆

価格目安：500円~1000円

記述日：2012年7月31日

グラフィック：★★★☆☆

サウンド：★★★★☆

操作性：★★★☆☆

システム：★★★☆☆

ストーリー：★★☆☆☆

難易度：★★★☆☆

ボリューム：★★☆☆☆

総合評価：C

とりあえず背後を狙え！

本作はPS2、ゲームキューブで登場した同名作品のGBA版だ。
当然だがハードの差でゲームの内容は2Dのクォータービュー視点のアクションゲームになっている。だけどボンドの操作はこちらの方がしっかりして・・・というかこちらのほうがマシだと思う。
内容としては銃撃戦よりかは、ステルスアクションが肝となっており、気づかれずに背後から敵を倒しながら進んで行くものになっている。というか背後攻撃が肝というくらい使用頻度が高い。もちろんQ特製のガジェットもあるし、ちなみにボンドカーも登場するし、ジョーズとも戦う事になるぞ。こちらではジョーズが戦う理由が言及されており、ボンドが言うには歯の治療費のためらしい。まぁボンドは適当に言っただけだろうけど、そう思うと切実だ。
又PS2版との違いに、敵に気づかれずに背後から倒したり、スペシャル任務をクリアする事でポイントをゲットし、ステージ終了後そのポイントで防御力アップしたり足を速くしたりとボンドを強化出来る。これがなかなかゲームを進めて行く中で重要になってくるし、難しいステージもこのシステムのおかげで助かってる部分もある。PS2版にも欲しかった・・・。

違うボンドガール、違うガジェット、伊東美咲

ストーリーはあれだけ長かったPS2版に比べると半分以下のボリュームで、ストーリーもかなり省略されておりこれだけじゃ正直なにが起こっているかわかりにくいと思う。
だけどホログラフを浸かった囮アイテムや、地雷などのガジェット、銃弾の効かない敵などGBA版独自の要素も多く、ボスとの戦いも全く別のものになっている。又PS2版でメインのボンドガールだったセリーナは登場せず、サブポジションだったCIAエージェントのマイア・スターリングがメインのボンドガールになっている。今回もQのアシスタントで「伊東美咲」が登場する。相変わらずちょい役だけど。
ちなみに同じソフトを持ってれば通信対戦が出来、ゲームキューブと繋ぐ事でヒントを見る事も出来るらしい。なぜかオプションにブラックジャックが出来るミニゲームが付いている。何故？
感想としてはゲームとしては面白かったけど、やはりボリューム不足が悔やまれる、もうちょっとステージ数が多くても良かったなぁ。戦車とかも操作したかったです（＾＾；
評価はC。
ちなみにスタッフロール(オプションで見れる)では本作のメインテーマが流れるのだがなんと歌付きだ。すげえ。

関連項目
007 エブリシングオアナッシング(PS2) 　こちらが本編と言えなくもない

(C)SF007