90's GAMER CAFE

TOPREVIEWANOTHER>猫っぴき捕物帖

猫っぴき捕物帖

メーカー:トムキャットシステム

配信日:2010年12月5日

ハード:iPhone、iPad

ジャンル:謎解きパズル

入手難易度:配信中

価格:450円

記述日:2013年09月06日

グラフィック:★★★☆☆

サウンド:★★★☆☆

操作性:★★☆☆☆

システム:★★★☆☆

ストーリー:★★★☆☆

難易度:★★★☆☆

ボリューム:★★★☆☆

総合評価:B

トムキャットらしいほのぼの推理パズル!

『トムキャットシステム』・・・シンプルシリーズをこよなく愛するゲーマーなら知らない者はいない「THE推理」「THE鑑識官」「THEヘリコプター」など数多くの良作を世に出してきたゲーム開発会社である。そんなトムキャットシステムが2010年にiPhoneとiPadで配信したのが『猫っぴき捕物帖』である。
プレイヤーは新米同心「加部野 耳丸」となり居候のネコマタとその手下猫を使って事件の情報を集め、推理をしていく。しかし猫たちの情報は「Aは街にいるが本は読んでいない」「Dは寝ている、BとCは港にはいない」と、どれも断片的。プレイヤーはその情報を元に用意された表に○か×かをタッチで入力し誰が何処でどうしているかを一つ一つ解いていくのだ。次第に真相がわかっていく様は、まさに推理パズルと言うのが正しい面白い出来になっている。「THE推理」の二作目にも同じ内容の推理方法があったけど、メモを用意し自分で表を書かなければ推理はできなかったが、今回はタッチ操作の出来るiPhone、iPadなので気軽に推理が出来るし、私的に「THE推理」で一番楽しかった推理がバリエーション豊かに、なんと十話も詰まっているのだから癖になった者にはたまらない作品だ。
しかもストーリーは江戸を舞台にしているが、血なまぐさい話は一切無く、トムキャットシステムらしい、のんびりゆるゆるな事件ばかりで猫もたくさん登場するので、ハラハラドキドキというより和みっぱなしである。
まぁ少し言うならば細かい表になったとき少しボタンの誤動作が頻発するくらいで後は何の問題も無く遊べます。
本作はトムキャットシステムのファンの方にも、そうでない方にもお勧めできる、楽しい作品ですよ。
評価はB

戻る
(C)SF007