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アナザーコード 2つの記憶
メーカー:任天堂
発売日:2005年2月24日
ハード:NINTENDO DS
ジャンル:謎解きアドベンチャー
入手難易度:★☆☆☆☆
価格目安:500円
記述日:2012年7月18日
グラフィック:★★★☆☆
サウンド:★★★☆☆
操作性:★★★☆☆
システム:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
難易度:★★☆☆☆
ボリューム:★★☆☆☆
総合評価:B
思い出すための冒険が始まる
『さわれる推理小説』というキャッチコピーでやってきた「アナザーコード 2つの記憶」当時DSで最も欲しかった謎解きアドベンチャーの作品だ。
とはいえ当時はDSも持っておらず、欲しかった事も忘れてしまい、時間は経ち3DSが登場し、この作品もDS初期作とまで言える作品になってしまった。それで今更思い出したかのようにプレイしてみたのでレビューしておこう。
主人公の「アシュレイ(13)」は三歳の時に死んだはずの父親からの手紙と初期型のDSのような機械(ゲーム機じゃないよ)。が届く。アシュレイはそれを手がかりにブラッド・エドワード島へ向かう。付き添いの父の妹ジェシカは父を探したままどこかへ消えてしまい、アシュレイはそこで出会った過去の記憶を探している幽霊の少年「ディー」と共にこの島の秘密とジェシカ、そして父を探すため島とそこにある屋敷を探索し、立ちはだかる仕掛けの謎を解いていく事になる。
「タッチペン」「マイク」などDSならではの機能を活かした謎解きや、2画面というDSでしか表現出来ない謎解きも登場したりと、一筋縄では行かない。
仕掛けも優しすぎず難しすぎずのちょうどいい難易度で、主人公のアシュレイは可愛いし、だんだんと明かされて行く謎やアシュレイの心の葛藤などストーリー面もなかなか面白い。屋敷の探索の方はというと簡単に言っちゃえばゾンビのいないバイオハザードのような感じだ。ホラーな要素は一切無いのでご安心を。
だけどこの作品、悔やまれる事にいかんせんボリュームが少ない。五時間程度あればクリアー出来てしまうのは僕としてはちょっと寂しいなぁ。
それに気になる点もいくつか残ってしまったまま終わってしまい、なんだか消化不良な気がしなくもない。それとキャッチコピーの「推理小説」っていうのはなんだか違うような気がする。
だけどここは任天堂、ゲームそのものはとても丁寧に作られているので安心してプレイ出来る事は間違い無しだ。
評価はアシュレイが可愛いのも付随してBです。
これは続編の「アナザーコード:R 記憶の扉」もやってみたくなるね。でもWii持ってない・・・。