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ノベルズ ゲームセンターあらしR
メーカー:ヴィジット
発売日:1999年5月4日
ハード:PlayStation
ジャンル:サウンドノベル
入手難易度:★★☆☆☆
価格目安:100円
記述日:2010年12月18日
グラフィック:★★☆☆☆
サウンド:★★☆☆☆
操作性:★★☆☆☆
システム:★☆☆☆☆
ストーリー:★★☆☆☆
難易度:★★☆☆☆
ボリューム:★★★☆☆
総合評価:E
ゲームセンターあらしへの道
ホラー、SF、コメディなど5種類の様々なジャンルのシナリオを収録したオムニバスサウンドノベル。
目玉はなんと言っても「ゲームセンターあらしR」というあのゲームセンターあらしが地球に再び帰ってくる話がある所だ!
しかしその道は前途多難である。
ゲームセンターあらしのシナリオを最初から選ぶ事はできず、他の4つのシナリオをほぼクリアしておかないと行けないのだ!(しなくてもいけないことはないが。)
しかしその4つ…どのシナリオも出来がとにかく悪い。怖くないホラー、プレイヤーおいてけぼりのよくわからない不条理な展開、寒いギャグ、単調すぎるBGM、とても99年とは思えない絵柄、しかもベストエンドはどれも消化不良な終わり方。救いはどれも1時間程度で終わる所。
システム面にも問題ある前のページは本当に一つ前の文章しか見れないというサウンドノベルとは思えないヒドいシステムだ。
そういう苦難を乗り越えないとゲームセンターあらしはできない。
表紙にでかでかとあらしを載せてるクセにやりたくもないシナリオを4つもクリアしないとできないなんて詐欺に近い。
しかしにパッケージ裏には「4つの本格サウンドノベルをプレイして、あの伝説の『ゲームセンターあらしR』がプレイできる」と地味に書いてある。こちらが迂闊だったのだ。
しかしこれは余りにもヒドい仕様だ、に他のシナリオがおもしろければいいのだが全くこれが本当に面白くない。ひどい。地獄だ。
こういう確信的にユーザーを騙している(そのつもりはないかもしれないが^^;)ゲームこそ本当のクソゲーというのではないだろうか。
評価はE。
ちなみにあらしのシナリオはサウンドノベルとあらしのカルトクイズが混ざった内容になっていて漫画のような勢いもなく、ちょっと物足りない感じ。
ゲームセンターあらしファンの方は一度忍耐で4つのシナリオをクリアしあらしのシナリオをプレイしてみてはいかがでしょうか。
あとサウンドノベルでかまいたちの夜の透と真理のような主人公とヒロインがいるのが定番なんだろうか。