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シルバー事件

メーカー:アスキー

発売日:1999年5月11日

ハード:PlayStation

ジャンル:アドベンチャー

入手難易度:★★★★☆

価格目安:2500円~5000円

記述日:2010年11月26日

ゲームアーカイブスにて600円で配信中

グラフィック:★★★★☆

サウンド:★★★★★

操作性:★★★☆☆

システム:★★★☆☆

ストーリー:★★★★★

難易度:★☆☆☆☆

ボリューム:★★★☆☆

総合評価:A

鬼才が生んだ、新たな表現。

ノーモアヒーローズやキラー7などの作品で有名な須田剛一氏が作り上げたサスペンスアドベンチャーゲーム。
世紀末を舞台に殺人鬼ウエハラカムイを追う刑事とルポライターの物語。
高田氏による繊細な音楽。実写映像、CG映像、アニメーションなど多様な映像表現を用いた演出、10年以上前のゲームとは思えない先進的なシステムデザイン。 捉え所のない個性的な登場人物達の独特な言葉使い。そして静かに狂って行くストーリー。 どれを見てもクールでカッコ良く抜群の雰囲気を持った作品になっている。
しかしゲームとしては文章を読むか建物を移動する操作が大半で極稀に申し訳程度に謎解きがあるくらいでゲーム性はかなり低い。 でもこの作品はゲームじゃない他の媒体では到底表現できないものを持った作品なのは確かだ。
もしかしたら須田氏は新しいゲームのありかたを提示したかったのかなぁ。
評価はA。
今作は廉価版も発売されていますが、現品を見つけるのは困難なので容易に手に入るゲームアーカイブスで購入することをオススメします。
それと地味にムーンライトシンドロームと話が繋がっていたりします。

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