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ヴァンパイアナイト
メーカー:ナムコ
発売日:2001年12月6日
ハード:PlayStation2
ジャンル:ガンシューティング
入手難易度:★☆☆☆☆
価格目安:100円~500円
記述日:2011年09月21日
グラフィック:★★★☆☆
サウンド:★★★☆☆
操作性:★★★☆☆
システム:★★★☆☆
ストーリー:★★☆☆☆
難易度:★★★☆☆
ボリューム:★★★☆☆
総合評価:C
ナムコが送る悪魔城?
今作はガンコン2専用ソフト第二弾として2001年に登場した同名のアーケード作品の移植作だ。主人公である二人はヴァンパイアハンターとして復活したヴァンパイア「オーギュスト」を倒すために吸血鬼達に乗っ取られた街を訪れる。というストーリー。
ヴァンパイアハンターってフレーズですでに悪魔城ドラキュラを彷彿とさせるけど、ボスはドラキュラではなくヴァンパイアである。紛らわしいなぁ。
ガンシューティングの形式としては攻撃される前に倒す系であり、開発はなんとセガのガンシューティング「ハウスオブザデッド」シリーズを作っている『ワウ エンターテイメント』だ。たしかに雰囲気似てる。
そしてこのゲームの見せ場はなんといっても人間業じゃない主人公達の動きを体感しながら銃を撃っていく所だ、風を切るように疾走し、行けない所はないくらいに様々な所を飛び回る、走りながら撃っていくステージはまさにこのゲームを象徴したシーンだ。カッコいいぞ。
どこか勿体ない雰囲気作り
でも全体的にカッコいい演出にしようという気持ちはわかるのだがムービーシーンは元々がアーケードゲームなので尺を短くしなければならないのか、キャラを掘り下げれば結構いいシーンになりそうなところを全部あっさりと短くしてしまっている、仕方ないとは思うのだがキャラクター設定がいいだけに残念な所だ。又音楽もドラキュラシリーズと比べる自体アレかもしれないが、もうちょっと雰囲気のいいものにできた気がする。良い要素がたくさんあるだけに勿体ないんだよなぁ。
演出は善くも悪くもこんな感じこんな感じだがゲームとしては開発が開発なのでとてもしっかりした作りで、絶妙な難易度を楽しむ事が出来る良く出来た作りだ。
ザコ戦は敵にも体力があるので基本連射力が問われるものになっており、リロードは従来と同じ画面外に撃ってリロードするものだが家庭用版ではガンコン2のグリップの底にあるボタンで一発リロードが可能になっている。
おかげさまでボタンを連打しながら撃ちまくればほぼ弾無制限で撃ちまくる事が出来てしまうが、正直つまらなくなる事間違いないのでオススメはしない。ちなみにガンコン2が2丁あれば2丁拳銃もできるぞ。
それと家庭用オリジナルの要素としてトレーニングモードと街の住人の依頼をクリアして様々な装備つけて楽しむ事の出来るオリジナルモードが追加されている、これはアーケードにちょっとおまけをつけた感じのものになっているのであまり面白いとは言えない。
評価はC。ガンコン2を持っているなら是非一度プレイしてみては
ちなみにステージごとにタイトルがあるのだが『氷情夜想曲』とか『月夜交響曲』だったりと悪魔城シリーズのタイトルのような名前になっている、やっぱり少しは意識しているのだろうか。
あとアイマスのヴァンパイアガールとは・・・関係ないか。