メーカー：SCE

発売日：2008年9月25日

ハード：PlayStation3

ジャンル：海洋探索シミュレーション

入手難易度：★☆☆☆☆

価格目安：2000~3000円

記述日：2011年08月20日

グラフィック：★★★★★

サウンド：★★★★★

操作性：★★★☆☆

システム：★★★☆☆

ストーリー：★★★★☆

難易度：★★☆☆☆

ボリューム：★★★★☆

総合評価：AA

PS3で最初に買うソフトは？

自分がPS3を買おうと決断したのはいきなりの出来事だった。PS3専用HDDレコーダー「torne」が発売するというのだ。自分はいままでブルーレイレコーダーのために貯めて来た貯金を切り崩しPS3を買う事にした。ブルーレイレコーダーも魅力だけどPS3はゲームが遊べちゃうからね。そこでPS3ソフトで最初に購入したのがこの「AQUANAUT'S HOLIDAY ~隠された記録~」だ。

あの名作がPS3で復活

海の中を漂う初代プレイステーションのゲーム「アクアノートの休日」がPS3で復活したのだ。
次世代機のグラフィックで作られたアクアノートの海はとてもリアルで美しい。細部まで作り込まれた魚達はもちろんの事、色とりどりの珊瑚礁、水面にうつる太陽の光、渦を巻く魚群。いままでのハードでは到底再現できなかった様々な光景を今作はきめ細かに表現している。
そして今作はシリーズ初のストーリーが存在する。ジャーナリストである主人公はゲーム上の架空の海域『キシラ環礁』で失踪した海洋学者を人格を持った小型潜水艦『ドルフィン02号』で捜索事になる。・・・とかなり気合の入ったものになっており独特の雰囲気と謎と不思議が深まっていくストーリーは最後まで見逃せない。

探検心をくすぐる様々な仕掛け

ストーリーもたしかに魅力的。しかしなんといってもこのゲームの目玉は探検だ。 広大な海には様々な漂流物や沈没船、遺跡、洞窟などがあり先になにがあるかわからない所に行くあのドキドキ感は他にはないものだ。
そして深海。そこには普通は水族館でも見る事のない異形の姿をした魚達が住んでいる。 光も届かない真っ暗な世界。ライトで薄暗く照らされた所に魚がぬっといきなり出てくる瞬間はまさにホラーだ。いやホントなにか迫ってくるような音楽の相乗効果もあってマジで怖い。

魚達

そしてこのゲームの主役である魚達の中でも注目すべきはやはり巨大生物だ。
クジラ。シャチ。サメ。そしてダイオウイカ。リュウグウノツカイ。こいつらはとにかくデカい。どうやったらこんなに巨大に見えるんだってぐらいデカい。ちなみに自分が好きなのは目が怖い・・・ではなくチャーミングなダイオウイカさんだ。
他にもマニアックな魚達が数多く登場し、魚好きにとってはたまらない内容だ。でもちょっと気になったのは発見した魚は図鑑に登録されるのだが図鑑の内容があっさりしすぎていて物足りなく感じた。せめて何目何科ぐらいは書いてもらいたかったかな。
しかし文句はそれくらいで本当に完成度の高い良いゲームになっている。是非次回作も出してもらいたい。
評価はAA。

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