アウトランシリーズ最高の移植作！

セガ体感ゲームシリーズ第四弾として1986年に登場したアーケードゲームのサターンへの移植作。
プレイヤーは真紅のフェラーリ･テスタロッサ(のような車)に乗り、金髪美女を隣に乗せ、 お気に入りの曲をかけて、海岸線や花畑など美しい道々をゴールまで爆走する。
誰と競争するわけでもなくタイムを競うわけでもなくただた道なりに美しいステージを横目で見ながら爆走する。
そのストイックさ、拡大縮小スプライト機能で作られた２Ｄグラフィックの美しさ、全てを追い抜いていくスピード感に当時生まれてもいなかった自分は度肝を抜かれた。
他のゲームにはない夢のような現実味あふれる雰囲気、まるで自分がそこにいるかのような感覚をセガはこのアウトランで体現して見せたのだ。
難易度は自分には難しくかなり苦戦したが楽しくプレイすることができました。
移植としては国内版、海外版を収録し、収録曲のアレンジまで用意され、果ては30fpsだったアウトランを60fpsモードに切り替えることさえできてしまうという気合の入りよう。
完全移植と言われるだけのことはある、素晴らしい出来です(自分は筐体でのプレイは数回しかないけれど＾＾；)。
評価は文句なしのAA。
PS2版も出ていますがあれは移植ですらない酷いものです、ご注意を。
　
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SEGA AGES 2500 vol.13 アウトラン（PS2）　アレンジ作。なんか違う。

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