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四八(仮)

メーカー:バンプレスト

発売日:2007年11月22日

ハード:PlayStation2

ジャンル:サウンドノベル

入手難易度:★★☆☆☆

価格目安:500円~1500円

記述日:2010年08月26日

グラフィック:★★★★☆

サウンド:★★★☆☆

操作性:★★★☆☆

システム:★★☆☆☆

ストーリー:★☆☆☆☆

難易度:★★☆☆☆

ボリューム:★★★★☆

総合評価:D

クソゲーオブザイヤー2007大賞作品

正直言うとこのゲーム自分は発売される前はかなり期待していた作品だった。
なぜかと言えばこの作品は、大好きだったホラーノベルゲーム「学校であった怖い話」の制作者が作っていると聞いたからだ。だけどその頃の僕はFPSに夢中で発売しても買わなかった。 後日本作が2007年で一番のクソゲーという栄誉に輝いている事を知った。
ニコニコ動画のプレイ動画を見ただけで「なるほど」と思うほどのクソゲーっぷりだったが実際プレイしてみないと本当のクソっぷりは見えないしわからない。
そう思い今更購入。
バグなども回避できるらしいのでそこらへんも調べて、レッツプレイ!

結局これはホラーゲーなのか?

まずストーリーから。「四八」という架空のゲームのモニターに当選した主人公は四八(仮)を遊んでいく、しかしゲームをやるにつれてどんどん身の回りでおかしな事が起こっていくというお話。
そのゲーム中の四八(仮)というゲームは48都道府県のあらゆる怖い話だったりミニゲームなどを見ていくサウンドノベルだ。
1つの県に1つのシナリオではなく複数会ったりマルチエンディングなどかなりのボリュームがある。シナリオに登場する人物の現在地、生きているか死んでいるかなどでシナリオが分かれたりするのは面白い(凄いめんどくさいが)。 しかし48都道府県の1つ1つのシナリオのボリュームにかなりバラツキがあったり、県によってボイスがあったりなかったり、「その県じゃなくても別にいいじゃん」みたなシナリオもあるし、一分でいつのまにか終わるシナリオにあまり結果が変わらない終わり方がいくつもあったりと、もう怖がらせたいのか笑わせたいのか意味の分からないの話まである。 どれもこんな感じでボリュームはたしかにあるんだがなにせ話がつまらない、怖くない、意味が分からない。
まぁ(仮)だし・・・まだ市場に出てないし、バグがあるのも当たり前か(ゲーム内の四八は) ・・・と、納得できるわけがなく本筋である主人公のストーリーもわけがわからない。 結局本当に全部が中途半端で怖がらせたいのか笑わせたいのかもわからない結局なにがしたかったのかよくわからない。
というかこれは本当にホラーゲームなのかさえわからない。
たしかにクソゲーといわれても仕方がない残念作品だ。
しかし変な所が作り込んであったり(オンラインゲームの悪夢)、もうギャグでしかないシナリオがあったり(ダンボール)「学校であった怖い話」のキャラクターが登場したり、といろいろと楽しませてくれるゲームでした。でも面白いとはいえないね^^;。 ちなみに一番気分悪かったシナリオはとろろのお話、製作者はとろろに恨みでもあるのか。
評価はなんだかんだいいつつDをつけさせていただきます、僕はちょっと楽しめちゃったので、酷いけど。
これが(仮)ならPS3で本当の四八はでないのかなぁ・・・。
そうだ!きっとこれはグランツーリスモでいうプロローグ的な扱いなんだ!
だからきっと!!!

そんなわけないか・・・。

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