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GOLDENEYE OO7 RELODED
メーカー:Activision
発売日:2011年?
ハード:XBOX360 PlayStation3
ジャンル:FPS
入手難易度:★★★☆☆
価格目安:2000円前後
グラフィック:★★☆☆☆
サウンド:★★★★☆
操作性:★★★★☆
システム:★★★★☆
ストーリー:★★★☆☆
難易度:★★☆☆☆
ボリューム:★★★☆☆
総合評価:C
次世代機のゴールデンアイリメイク
あの伝説的64ソフト「ゴールデンアイOO7」のリメイクが任天堂からWiiで発売されたが、海外では地味に360とPS3でも発売されていた。今回はそんな360版をレビューをしてみようと思う。ちなみに僕は同内容らしいWii版をプレイした事がないので、比べる事ができないのと、オンラインに人がいないのでキャンペーンのみのレビューだけなのでそこの所ご了承を。
ストーリーは基本映画を元に進行して行くが、ボンドをはじめとした役者が違い当時のボンド役「ピアーズ・ブロスナン」から現在ボンド役を勤める「ダニエル・クレイグ」になっている。又所々現代の技術が使われており、ダニエルボンドと雰囲気を合わせるためQのガジェットなどは一切登場せず、代わりにその一切をスマホが担っており、ステージのデザインも映画や64版とは差異がある。そしてゲームとしてもステージを歩き回って任務を遂行するのではなく今主流の一本道形式である。FPSとしては特にこれと言った特徴が無く、強いて言えば他よりちょっとステルスステージが多めの凡庸なFPSになってしまっている。それに360のゲームにしてはグラフィックがちと貧弱である。
そのかわりストーリーはなかなか興味深い。戦車チェイスは市街から工事現場に、列車から脱出する時もレーザー腕時計ではなく銃を使い、アンテナのデザインも近未来ちっくになっていたりと前述した通り様々な所が現代のボンド様式に合わせたものに様変わりしており、もはや「今、ダニエルボンドでゴールデンアイという新作映画が登場したらこうなる。」…という大幅にアレンジされた出来になっているが、ダムのステージの作りが64版そっくりだったり、工場はトイレの上からちゃんと忍び込んだりと遊んだ人ならニヤリと出来る部分もあり、この作品が64版のリメイクであることを再認識できる。
本作は64版の再来を期待してしまうとちょっと面食らうが、OO7の作品としてみるとなかなかアレンジの効いた面白い作品だと思います。
評価はC
プレイするなら吹き替えもされているらしいWii版をプレイするのが無難かもしれません。
関連作品
GoldenEye OO7(DS)同時期に発売されたDS版