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バトルフィールド2 モダンコンバット
メーカー:エレクトロニックアーツ
発売日:2006年1月26日
ハード:PlayStation2
ジャンル:FPS
入手難易度:★★☆☆☆
価格目安:1000円~1500円
記述日:2010年08月24日
グラフィック:★★★☆☆
サウンド:★★★☆☆
操作性:★★★★☆
システム:★★★★☆
ストーリー:★★☆☆☆
難易度(オフ):★★★★☆
ボリューム:★★★★☆
総合評価:AA
広大な24人の戦場
今作バトルフィールド2モダンコンバットは広大なマップを舞台に敵味方12人に分かれ、領地や旗を取り合うオンライン対戦をプレイする事が出来るFPSゲームだ。
そして俺が自分が初めて体験し、最も遊んだオンラインFPSゲームでもある。
今までFPS対戦といえば64のゴールデンアイやパーフェクダーク、対戦人数もCPUを含めても12人やそこらへんだったし、マップだってお世辞にも12人対戦で広いと言えたものではなかった。敵と出会い頭に撃ち合って勝つか負けるかが基本となっているので実質腕とタイミングが問われるゲームであった(それでもかなり楽しいんだけどね)。
そんなFPSばかりやっていた俺には今作は衝撃的だった。
最大24人対戦、広すぎるマップ、多種多様な武器、ゲームの流れを大きく変える乗り物達、
そしてこのゲームが他のFPSと違うのはやはり仲間と団結して勝利を目指す事だろう。
戦わなくてもチームに貢献できる
このゲームには5つの兵科があり、それぞれに役割が違う。
アサルトライフルを装備した白兵戦メインの突撃兵、狙撃やレーザー照準機を持った狙撃兵、サブマシンガンと汎用性の高いC4爆弾を持った特殊部隊、乗り物の破壊工作や修理ができる戦闘工兵、そして迫撃砲の要請や見方の回復ができる援護兵の5つだ。
この兵科のゲームバランスがとてつもなく絶妙で、どれかが一番弱く、一番強いというものが存在しない。もしかしたらBFシリーズの中でも最もバランスがいいのはこのモダンコンバットかもしれない。
そしてバトルフィールドシリーズ全てに言えるのだが敵と戦わなくてもチームに貢献できるのがこの作品の特徴だ。傷ついた味方を回復したり領地を取り返したり、乗り物を修理したりとそれでも十分チームに貢献する事ができる。
そしてもう一つの特徴が戦略性にある。広大なステージを利用した様々な攻防。ボイスチャットを使った連携、気づかれずに相手の裏の陣地を取ったり敵本拠地に忍び込み強力な乗り物を奪ったりと状況によっていろんな攻め方があるのもこのゲームの面白い所だ。
そのため同じマップを何度やってもその度に違う状況に置かれるので毎回新鮮な戦いを楽しむ事が出来るのだ。
そんな事だから自分は時間も忘れ、狂ったように遊んだ。バッドカンパニーが登場するまで飽きずにプレイしまくった作品であった。
で・・・シングルモードは?
この作品、オンラインで十分なんだが一応オフラインモードもついている。
主人公は存在せずひとつの軍隊の一人一人の視点に移動してまるまる操作できる「ホットスワップシステム」はカッコいいし斬新だ。しかしそれ以外が・・・。
ストーリーはよくわからないし、戦闘もただ敵を淡々と倒して進んでいくだけでの退屈なものになってしまっている。悪くないものではないのはわかるのだがオンがあまりにも面白すぎるせいで影が薄く難易度も高いので進んでやる気にはなれるものではない。
そしてレベルが上がらないとオンで使える武器も使えないのでイライラが溜まるばかりで正直自分は苦手だ。
この際シングルモードはなかったことにしてオンだけを楽しむのをお勧めしたい。
評価はAAをつけたいと思う。正直自分でもかなり思い出補正がかかった評価だと思う。
ちなみにXBOX360にてマップを追加してグラフィックがグンと良くなったバージョンも存在します、今ならこちらをやるのもいいかも。
関連作品
バトルフィールド バッドカンパニー次世代機で登場した続編