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BLACK

メーカー:エレクトロニックアーツ

発売日:2006年4月6日

ハード:PlayStation2

ジャンル:FPS

入手難易度:★☆☆☆☆

価格目安:1000円~1500円

記述日:2010年08月18日

グラフィック:★★★★★

サウンド:★★★☆☆

操作性:★★★★☆

システム:★★★☆☆

ストーリー:★★☆☆☆

難易度:★★★★☆

ボリューム:★★☆☆☆

総合評価:B

PS2限界のグラフィックで全弾掃射!

PS2のゲームでは最高のグラフィックとまで謳われたFPSゲーム。
正義の味方がほとんど単身で(たまに仲間もいる)、テロリストたちの基地に どうみてもマガジンにそんなに弾入らないだろと思うくらいの銃で突撃して敵に弾丸の嵐をおみまいしていくお話。
この説明じゃストーリーがどんなものかわからないかもしれないがやっていてもわからない。 ストーリーを垣間見るシリアスなムービーシーンがゲーム中に度々見られるのだが、 日本語吹き替えしてもらっているんだけど聞き取りづらく字幕も存在しないので全くストーリーが把握できない、 まぁストーリー気にしなくてもゲームに支障をきたすことはないし、ほとんど大丈夫なんだけどね。

過剰!大げさ!大味!

このゲームにはUZI、MP5、AK-47、P90、SPAS12などさまざまな武器が登場するがその銃全てにいえるのが他のFPSに比べるととても大げさになっていることだ。 ほとんどの銃器の装弾数が実際の2倍以上になり、撃つときも激しすぎる振動とマズルフラッシュとけたたましい轟音を響かせるこれがもうたまらなく爽快だ。 そしてこのゲームの一番の目玉はなんといってもその脅威のグラフィックだ。PS2でここまでするか!?というグラフィック。
それに加えて建物などさまざまなオブジェクトを破壊できるバトルフィールドバッドカンパニーの前身ともいえる派手な破壊モーションなど一世代前のハードとは思えない演出が盛りだくさんだ。
まさにそれはスーパーファミコンが「まだプレステには負けてないぜ!」と言わんばかりにスーパーFXチップを積んだように。 この作品も「まだXBOX360に負けてないぜ!」という具合に登場したのだろう、これぞまさにPS2最後の底力と言えるだろう。

敵だって黙っちゃいない!

しかしこんな武器で突っ込んでくる主人公にテロリストさん達も黙っちゃいない。 テロリスト側も大人数なのは当たり前、このゲームの敵さん達はコールオブデューティもびっくりなくらいに硬い!
10発そこら撃ち込んでもビクともしない!しかも強力な武器の数々で主人公を苦しめてくる。 特にショットガン兵はマジで怖い。謎のマスクを装備しているおかげでヘッドショットがきかない!撃っても撃っても問答無用で突っ込んでくる奴はトラウマもいいところだ! 他にもスナイパー兵やミニミ(軽機関銃)兵など超強力な武器で主人公を追い詰めてくる。おかげで難易度は結構高い。
無作為に突っ込んだら四方八方から弾丸の嵐を逆に食らってしまう、それを避けるために隠れながら一人一人倒していかなければならず、派手な武器を持ってる割にはサイレンサーをつけて隠密行動したりと慎重な操作をしなければならない。そこはちょっと残念。
そしてもう一つ残念なのがボリュームの少なさ、ステージは8つしかなく2P対戦もない、ましてやオンライン対戦なんてあるはずもない。多少のオマケはあるものの、このボリュームの少なさは寂しすぎる・・・。
評価はB
でもこのグラフィックは一見の価値は・・・たぶん今でもある。

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